PR 低出力レーザー治療

【実体験&考察】低出力レーザー(LLLT)による育毛効果について

低出力レーザー治療の効果って?本当にある?

AGA(男性型脱毛症)に悩む多くの人々にとって、フィナステリドやミノキシジルなどの治療法はよく知られた治療法ですよね。

もちろんこの治療法は選択肢に入ると思いますし僕も試しました。

ですが、これらの薬は一部の人々にとっては副作用が伴うことがあり、僕もその一人でした。つまり副作用が出るのでフィナステリドやデュタステリドを飲めない体質でした。

自分はフィナステリドなしで薄毛治療をしなければならなかった

そこで、フィナステリド・デュタステリドなしの別の育毛治療法を探し始め、低出力レーザー(LLLT)治療に辿り着くのですが、この治療を知った当初は、正直「いやいやいや、うさんくさいでしょ。。本当かよ」というのが第一印象でした。

これは薄毛対策をしてきた人ほどそう思うのではないかと思います。(僕もですが薄毛ベテランの人ほどお金と時間を使って色々失敗していると思うので。。)

半信半疑ながら低出力レーザーでの治療を決めた

フィナステリド・デュタステリドが飲めない事が判明してから、どんどん薄毛は進行していくし、低出力レーザー(LLLT)は日本皮膚科学会のガイドラインでB評価(行うよう勧める)の治療法だし他に選択肢もないので試してみることにしました。

この記事では、低出力レーザー治療の効果について詳しく説明し、低出力レーザー治療の有効性と可能性を共有します。

フィナステリド・デュタステリドやミノキシジルタブレットの内服薬の併用なしで、低出力レーザーを使ってのAGA(薄毛)対策という薄毛治療の選択肢が多くの人に届いて参考となってもらえたら嬉しいです。

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低出力レーザー治療の基本

低出力レーザーの基本を教える人

低出力レーザーおよびLED照射は、男性型脱毛症(AGA)および女性型脱毛症に対する新しい治療法として注目を浴びています。

日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」によると、低出力レーザー治療法「B評価」を受けており、毛髪の成長を促進する効果が確認されています。

この治療法は、毛髪の成長を促進し、成長期にある髪の毛をより強く太くする効果が期待できます。

低出力レーザー治療について

ガイドライン上で低出力レーザーの効果に関して以下のような記述がされています。

男性型脱毛症に関して,655 nm 低出力レーザー・(週 3 回照射)を用いた,110 名の男性被験者を対象とした観察期間 26 週間のランダム化試験において,低出力レーザー照射群では照射前に比較して毛髪数は 19.8 本/cm2 増加

引用:日本皮膚科学会:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

また女性型の脱毛症に関しても

女性型脱毛症に関して,9-beamレーザー照射装置(655 nm)と 12-beam レーザー照射装置(6beam635 nm,6beam-655 nm)(週 3 回照射)を用いた,女性122名の被験者を対象とした観察期間26週間のランダム化試験において,成長期毛の数は,女性において 9-beam レーザー照射群は 20.2本/cm2
(コントロール群 2.8 本/cm2),12-beam レーザー照射群は 20.6 本/cm2(コントロール群 3.0 本/cm2)と有意に増加していた

と表記されています。

引用:日本皮膚科学会:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

これらのことを根拠として、ガイドライン上ではLED及び低出力レーザーはB評価(行うよう勧める)とされています。

低出力レーザー治療の副作用って?

副作用としては、以下と記載されており比較的軽微であるとされています。

レーザー照射後の副作用は,照射部皮膚の乾燥が 5.1%,瘙痒が 2.5%,圧痛が 1.3%,ひりつきが 1.3%,温熱感が 1.3%であった.

引用:日本皮膚科学会男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

実体験: 低出力レーザー治療前と治療後の薄毛の変化

まず僕は、頭頂部と前頭部、M字に薄毛の進行が見られるハゲ方で典型的なAGAです。

自分のハゲを自覚して低出力レーザー治療を決断した

薄毛の進行を強く感じたのは、美容室を変えて髪を切り終わったとき頭頂部が見えるように上から仕上がりを見せられた時でした。

「マジで自分こんなハゲてんの!!?」と思って本当に衝撃を受けた事を覚えています。

頭頂部の薄毛って自分では見えないからわからないんですよね。

その後、「自分は知らぬ間にめちゃめちゃハゲていた。」と現実を受け止めたのが2023年の7月くらい。その後、色々と調べた結果、低出力レーザー治療で育毛を行う事に決め実行し今に至っています。

治療方法

低出力レーザー治療器具

  1. 低出力レーザー(レーザー数272個)を一日おきに30分間頭皮に照射
  2. 併用してミノキシジル5%とアデノシンの配合リキッド(毎日朝夕塗布)

僕はクリニックで購入した低出力レーザーと外用液(ミノキシジル5%+アデノシンの配合リキッド)を使用しています。

価格は低出力レーザー機器(上記写真)と6か月分の外用液で、35,5680円でした。

実際に行っていたこととしては低出力レーザー治療を一日おき(週3~4)に各30分行っていました。

治療は非常に簡単なため続けて行う事ができました。

そして、最も重要なことは、この治療は日常生活に簡単になじむことでした。

低出力レーザーの使用画像

上記のような形でヘルメット型なので両手が自由になっていて、その間パソコンを触ったり色々作業できるのでストレスがなかったです。

低出力レーザーの副作用はこの記事の上部に記載していますが、僕が感じた副作用としては頭がほんのりと「温熱感(あったかく感じる)」がありました。

それとミノキシジル5%とアデノシンの配合リキッドも朝晩塗っています。

治療はできるだけ併用して多方向から薄毛にアプローチする事が大事なので、日本皮膚科学会の薄毛治療ガイドラインで「A評価」「B評価」のものを組み合わせて治療を進めているって感じです。

※一応書きますが、フィナステリド・デュタステリド・ミノキシジルタブレット等の内服薬は飲んでいません!

 低出力レーザー治療の育毛効果の実証

低出力レーザーの論文実証

 

育毛に対する低出力レーザー治療の科学的根拠の解析

低出力レーザーの科学的根拠

様々な低出力レーザーデバイスを使って、信頼できる研究方法(ランダム化対照試験という、偶然によって被験者が治療群と非治療群に分けられる試験方法)で効果を調査した論文をご紹介します。

使用した低出力レーザーデバイスは日本でも販売されている「 HairMax(へアマックス) 」と「 Capillus(カピラス) 」の低出力レーザーデバイスを使った研究結果に絞って紹介します。

なぜなら手に入れやすい低出力レーザーデバイスでないとこの記事を読んだ人が試しづらく意味がないと思うからです。

著者 試験詳細 結果
Leavitt et al. 「HairMaxレーザーコームデバイス」を使用して655 nm、週に 3 回、15 分間、26 週間/6 か月間治療 硬毛密度の平均増加が +19.8 本/㎠
Jimenez et al. 「HairMaxレーザーコームデバイス」を使用して、週に3回、26週間、3 つのグループに分け655nmで15分、11分、635nmで8分レーザー照射 すべての治療グループでベースラインからの硬毛密度の統計的に有意な増加
Friedman and Schnoor 女性を対象に「Capillus Handi-Dome Laser」を17 週間にわたって 1 日おきに 30 分間使用 17 週間の時点で偽装置による治療と比較して硬毛数が 51% 統計的に有意に増加

情報元:Examining the Safety and Efficacy of Low-Level Laser Therapy for Male and Female Pattern Hair Loss: A Review of the Literature

上記にあげたような形で、低出力レーザーの試験結果が出ています。

また、上記の研究結果は一例であり引用元の論文では、十件の低出力レーザーによる試験の結果が掲載されています。

はっきり言って低出力レーザー機は安くないのですが、一回買ってしまえば長く使えるのでコスパ的には悪くないのかなと僕は思っています。

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低出力レーザーとミノキシジル併用療法の効果とエビデンス

ミノキシジルは血管を拡張し毛母細胞に栄養を届けやすくすることで知られており、低出力レーザーとミノキシジルそれぞれ単体では得られない相乗効果を期待しています。

臨床研究からのエビデンス

科学的エビデンスに基づくと、低出力レーザー治療の効果は「DERMATOLOGIC THERAPY」誌に掲載されたメタアナリシスによって支持されています。

ミノキシジルと低出力レーザー治療の併用に関しても、単独療法と比較して毛髪数の有意な増加が示された (P < 0.05)。といったように評価されており、単独治療よりも毛髪の増加において期待できることが示されています。

[情報元:The Effectiveness of Combination Therapies for Androgenetic Alopecia: A Systematic Review and Meta-Analysis. Dermatol Ther (Heidelb). 2020 Jun;10(3):555-578.]

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