【結論】髪を生やすためのAGA治療の選択肢と選び方

「AGA治療って何を選べばいいの？」

「AGA治療しているけどさっぱり効果がないのはなぜ？」

「効果の出るAGA治療の選び方を教えて欲しい」

こんな疑問にお答えします。

薄毛の治療法って色々情報が溢れていて迷いますよね。AGA治療はお金になるため広告がエグいです。

しかし、大事な事は広告に惑わされずエビデンスに基づいた治療法を選ぶことです。

この記事を書く僕は、薄毛歴10年以上。20代の時から薄毛に悩みAGA治療で失敗を繰り返しました。

フィナステリドという王道の治療方法が副作用が出てしまって使えないので、低出力レーザー治療をメインに薄毛対策をしています。

「内服薬で副作用が出てしまっている」「薬を使わないAGA対策を知りたい」「フィナステリド・ミノキシジル以外の選択肢ってないの？」といった悩みをお持ちの方は僕が行っている低出力レーザー治療について以下から見てみてください。

: 【実体験＆考察】低出力レーザー(LLLT)による育毛効果について

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いきなり結論なのですが現在、薄毛治療の方法で日本皮膚科学会のガイドライン上において「A評価（行うよう強く勧める）」または「B評価（行うよう勧める）」とされているものは５つしかないです。なので以下の治療法を選ぶことが効果を出すための近道と言えるでしょう。

エビデンスに基づく薄毛治療５つ

フィナステリドまたはデュタステリド

日本皮膚科学会のガイドライン上で「A評価（行うよう強く勧める）」の治療法です。どちらも同じように髪の毛が成長する前に抜けるのを防ぐ抜け毛防止の薬です。費用も比較的安いので薄毛に悩む多くの人が本格的に治療に取り組む際のファーストチョイスになるかと思います。
最初に取り組むのはフィナステリドの方が一般的かと思います。

>>【必読】フィナステリドを使う場合のクリニック選びのポイント

: 【必読】クリニック選びの観点とおすすめクリニックについて

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ミノキシジルの外用

ミノキシジルの外用も日本皮膚科学会のガイドライン上で「A評価（行うよう強く勧める）」の治療法で発毛促進の薬です。フィナステリドと双璧をなす王道の治療法で、費用が比較的安いのでフィナステリドとミノキシジルを併用して治療する方法が現在の薄毛治療の王道となっています。

以下に塗りミノキシジルのおすすめや、使用するときの注意点、効果を出すための注意点について網羅的に記載しました。

LEDおよび低出力レーザー

僕が実際に行っている治療法であり、日本皮膚科学会のガイドラインでも推奨度B（行うよう勧める）と評価されています。低出力レーザー治療は、毛髪の太さや密度を改善する効果が確認されています。

【詳しく知りたい人は以下をご覧ください】

: 【実体験＆考察】低出力レーザー(LLLT)による育毛効果について

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自毛植毛

日本皮膚科学会のガイドラインで推奨度B（行うよう勧める）の評価を受けています。自分の後頭部などの抜けにくい性質を持った髪の毛をを薄くなった箇所に植える治療法です。

アデノシンの外用

日本皮膚科学会のガイドライン上で推奨度B（行うよう勧める）の評価を受けています。
しかしミノキシジルの外用薬があるので、クリニック等でもミノキシジルの外用薬が処方されることが一般的かと思います。

結局どのAGA治療が良いの？

まずは手軽にミノキシジル外用

こんな方におすすめ

AGA治療を始めたい
シャンプーや育毛剤で薄毛を改善しようとしている

薄毛が気になっているけど薄毛治療を始めていなかったり、薬局で買ったシャンプーで薄毛治療を試みていたり、ミノキシジルが含まれない育毛剤を使用している場合はミノキシジルが含まれている発毛剤を使って発毛効果が期待できる治療を始めましょう。

メリット

日本皮膚科学会のガイドラインでもAGAに対し推奨されている。
インターネットで購入できて手軽に始められる。

デメリット

AGA治療は組み合わせて効果を狙う場合が多く、ミノキシジルの外用のみで劇的な効果を得るのは一般的に厳しい

何もAGA治療をしていなかったり、エビデンスがない治療をしている場合はまずはミノキシジルから始めていきましょう。

王道はフィナステリド内服＋ミノキシジル外用

こんな方におすすめ

費用を抑えて本格的に治療を行いたい
エビデンスが確かでメジャーな治療をまずは試したい

一般的にAGAクリニックで勧められる治療法でもあるものがフィナステリドの内服になります。

上述したように、エビデンスが確かで費用も安く最初に試すといったときに最適だからです。

という事でフィナステリドの内服を軸に、ミノキシジルの外用を併用することが薄毛治療ガイドラインに則った治療の王道として挙げられるかなと思っています。

メリット

フィナステリドで抜け毛を抑え、ミノキシジルで発毛させるという攻めと守りが揃った治療
どちらも日本皮膚科学会のガイドラインで推奨され、多くの人が行っている王道治療。

デメリット

ずっと薬を飲み続けなければいけない（フィナステリドの内服を中止すると効果が消失する）
フィナステリドの副作用として「性欲減退」「勃起不全」「精液減少」「女性化乳房」「うつ症状」などの副作用を生じる事がある。
外用ミノキシジルの副作用として「頭皮のかゆみ・ふけ・発赤」などが発生する事がある。

注意ポイント

ミノキシジルの内服（ミノキシジルタブレット）は日本皮膚科学会のガイドライン上でD評価（行わないよう強く勧める）とされています。

ミノキシジルは外用して使う事をお勧めします。

: 【必読】クリニック選びの観点とおすすめクリニックについて

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副作用を避けるなら低出力レーザー＋ミノキシジル外用

こんな方におすすめ

フィナステリドの副作用が心配
薬を長期服用することに不安を感じている
薬を使わずエビデンスが確かなAGA治療を行いたい

僕のようにフィナステリドが合わず、副作用が出てしまって飲めない方や薬を飲まずにAGA治療をしたい方は低出力レーザー＋ミノキシジル外用がおすすめです。

メリット

日本皮膚科学会のガイドラインでもAGAに対し推奨され、効果が認められている。
フィナステリドの性機能に影響する可能性のある副作用を心配する必要がない。
低出力レーザーの副作用はほとんどない。

デメリット

低出力レーザー治療は器具を購入して、自宅で行うので低出力レーザー器具を買う初期投資が必要
外用ミノキシジルの副作用として「頭皮のかゆみ・ふけ・発赤」などが発生する事がある。

: 【実体験＆考察】低出力レーザー(LLLT)による育毛効果について

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僕の低出力レーザー治療体験: 転機となった治療法

フィナステリドが合わなかった…

僕はかつてフィナステリドとミノキシジルタブレットを使って薄毛治療を行っていました。効果はかなり感じられ当時悩んでいたM字ハゲが解消したのですが、残念ながら副作用が表れてしまい治療を続けることができなくなってしまいました。

この時は「マジでどうしよう。。薄毛治療無理じゃん。。」と思って絶望したことを覚えています。

ここからは、余談なのですが僕が使ったフィナステリドは「クリニックオリジナル治療薬」というAGAクリニックが独自に作ったものでした。

「クリニックオリジナル治療薬」は厚生労働省の認可を受けた薬ではないため、副作用が出てからそれを知ったとき激しく後悔しました。

副作用の発現とクリニックオリジナル治療薬の因果関係はわからないですが、僕はこの体験からこれから治療を進める方は国内正規品のフィナステリドを扱っているクリニックで治療を進める事をおススメしたいです。

友達に聞かれたら必ず国内正規品のフィナステリドを扱っているクリニックを進めます。やはり現状、現在の薄毛治療の王道はフィナステリド＋塗ミノキシジルになると思うのでフィナステリドを使う場合は安全を第一に考えて治療を進める事が大事かなと思います。

: 【必読】クリニック選びの観点とおすすめクリニックについて

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低出力レーザー治療を試してみた

そこで見つけたのが低出力レーザー治療でした。実際に治療を始めた結果は以下です。

初めて3か月の早期の段階ですが、実際の治療の結果です。（フィナステリド・デュタステリド・ミノキシジルタブレットなどを含む内服薬は一切飲んでいません。）

使ったものは低出力レーザーとミノキシジルとアデノシンの配合リキッド（朝晩塗布）です。

※治療の効果には個人差があり、すべての方に私と同じ効果を保証するものではありません。

低出力レーザー治療の基本

低出力レーザーおよびLED照射は、男性型脱毛症（AGA）および女性型脱毛症に対する新しい治療法として注目を浴びています。

日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」によると、低出力レーザー治療法は推奨度B（行うよう勧める）とされ、男性および女性の脱毛症患者において毛髪の密度を向上させる可能性が示されています。

低出力レーザー治療ってどのくらい効果がある？

日本皮膚科学会のガイドラインによると以下のように、男性型脱毛症、女性型脱毛症ともに有用性の根拠が述べられています。
男性型脱毛症に関しては、以下です。

　男性型脱毛症に関して，655 nm 低出力レーザー・（週 3 回照射）を用いた，110 名の男性被験者を対象とした観察期間 26 週間のランダム化試験において、低出力レーザー照射群では照射前に比較して毛髪数は 19.8 本/cm2 増加し，コントロール群（対象赤色光源）では 7.6 本/cm2 減少した。

引用：日本皮膚科学会男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

女性型脱毛症に関しては、以下です。

女性型脱毛症に関して，9-beamレーザー照射装置（655 nm）と 12-beam レーザー照射装置（6beam635 nm，6beam-655 nm）（週 3 回照射）を用いた，女性122名の被験者を対象とした観察期間26週間のランダム化試験において75），成長期毛の数は，女性において 9-beam レーザー照射群は 20.2 本/cm2（コントロール群 2.8 本/cm2），12-beam レーザー照射群は 20.6 本/cm2（コントロール群 3.0 本/cm2）と有意に増加していた

引用：日本皮膚科学会男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版