実体験報告: 低出力レーザーで薄毛治療を2か月試してみた

【実体験報告】低出力レーザーで薄毛治療を2か月試してみた

2024年1月4日

この記事は僕の低出力レーザーを使っての薄毛治療の二か月目の体験談です。
僕は体質的にAGAの内服薬（フィナステリド・デュタステリド）が飲めないため、現在、AGA治療の主流である、フィナステリドやデュタステリドを内服して薄毛の進行を止め、ミノキシジルで発毛を促すという方法が使えません。なので、低出力レーザー＋外用薬での治療を行っています。

この記事を書く僕は、薄毛歴10年以上。20代の時から薄毛に悩みAGA治療で失敗を繰り返しました。

フィナステリドという王道の治療方法が副作用が出てしまって使えないので、低出力レーザー治療をメインに薄毛対策をしています。

「内服薬で副作用が出てしまっている」「薬を使わないAGA対策を知りたい」「フィナステリド・ミノキシジル以外の選択肢ってないの？」といった悩みをお持ちの方は僕が行っている低出力レーザー治療について以下から見てみてください。

: 【実体験＆考察】低出力レーザー(LLLT)による育毛効果について

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治療開始一か月目は初期脱毛で更に薄毛が進行して、かなりきつい状態だったのですが二か月目にその状況から変化がありました。

薄毛は多くの人にとって自信喪失の原因となりますよね。当たり前にあるものを失うってやっぱりきついですよ（笑）
薄毛は運命なのかもしれないのですが、できるだけ抗いたいので今回低出力レーザー治療を試しています。

: 【実体験＆考察】低出力レーザー(LLLT)による育毛効果について

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低出力レーザー治療の基本知識

低出力レーザー治療は、レーザー光を利用して頭皮の血行を促進し、毛母細胞の活性化を促進する治療法です。日本皮膚科学会のガイドラインによれば、この治療法はAGA治療において推奨度「B評価（行うよう勧める）」という評価を受けています。副作用は比較的少なく、私の経験でも治療中に頭皮が少し暖かく感じる程度でした。

実際、ガイドライン上で低出力レーザーの効果に関して以下のような記述がされています。

男性型脱毛症に関して，655 nm 低出力レーザー・（週 3 回照射）を用いた，110 名の男性被験者を対象とした観察期間 26 週間のランダム化試験において，低出力レーザー照射群では照射前に比較して毛髪数は 19.8 本/cm2 増加

また女性型の脱毛症に関しても

女性型脱毛症に関して，9-beamレーザー照射装置（655 nm）と 12-beam レーザー照射装置（6beam635 nm，6beam-655 nm）（週 3 回照射）を用いた，女性122名の被験者を対象とした観察期間26週間のランダム化試験において，成長期毛の数は，女性において 9-beam レーザー照射群は 20.2本/cm2
（コントロール群 2.8 本/cm2），12-beam レーザー照射群は 20.6 本/cm2（コントロール群 3.0 本/cm2）と有意に増加していた

とされており、男女共に、日本皮膚科学会のお墨付きの治療法となっています。また、副作用は軽微で、照射部の皮膚の乾燥やかゆみなどが報告されている程度というのも特徴です。

日本皮膚科学会：男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

2か月目の効果と感想

2か月目に突入すると、頭頂部・前頭部・M字部分に変化が認められました。この頃から、仲のいい友人に「マジですごくない？めっちゃ生えてるじゃん」とかって事を言われてうれしかったです。

特に頭頂部と前頭部の効果が顕著で、M字部分には産毛が増え、これがしっかりとした髪の毛になることを強く期待しています。全体的に、まだ2か月なのに効果が実感できるレベルに達しているのは驚きです。これからのさらなる改善を楽しみにしており、希望を持って治療を続けていく予定です。

治療前と治療後

治療方法:

AGA治療においては、できるだけ治療を組み合わせて試すことが効果を出すために重要とされています。私も、低出力レーザーと外用薬を併用して治療を行いました。

低出力レーザーを一日おきに30分間頭皮に照射
併用薬: ミノキシジル5％とアデノシンの配合リキッド（毎日朝夕塗布）

使用機材:

まとめ

私の治療効果の総括として、内服のAGA治療薬を飲まずに治療を行っている私にとって、低出力レーザー治療は新しい希望をもたらしてくれました。フィナステリドやミノキシジルを飲んでいる人に対しては、低出力レーザー治療を併用することも選択肢としてあり、低出力レーザー治療を試してみることをお勧めします。私の体験が、薄毛に悩む皆さんに希望を与え、新しい治療法を試してみるきっかけになれば幸いです。