この記事では、僕の低出力レーザーを使用したAGA治療体験について語ります。最初に、僕は体質的な問題で、通常のAGA治療薬(フィナステリド・デュタステリド)を飲むことができません。なぜなら、僕にはかなり重い副作用が出たからです。AGA治療の経験がある方ならご存知かもしれませんが、現在、AGA治療の主流は、フィナステリドやデュタステリドを内服して薄毛の進行を止め、ミノキシジルで発毛を促すという方法が大半を占めています。
フィナステリドとデュタステリドは、薄毛の進行を抑制するための治療の要であり、これらが飲めないということは、「AGA治療を諦めるしかない」ということを意味しており、僕は本当に絶望していました。事実薄毛の進行を止める事ができず、年を重ねる事にどんどんハゲが増してきていました。
そんな僕が目を向けたのが、低出力レーザーを使用した薄毛改善です。低出力レーザー治療を開始して1ヶ月が経過しましたので、ここでその体験を率直に共有したいと思います。
この記事を書く僕は、薄毛歴10年以上。20代の時から薄毛に悩みAGA治療で失敗を繰り返しました。
フィナステリドという王道の治療方法が副作用が出てしまって使えないので、 低出力レーザー治療 をメインに薄毛対策をしています。
「内服薬で副作用が出てしまっている」「薬を使わないAGA対策を知りたい」「フィナステリド・ミノキシジル以外の選択肢ってないの?」といった悩みをお持ちの方は僕が行っている 低出力レーザー治療 について以下から見てみてください。
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【実体験&考察】低出力レーザー(LLLT)による育毛効果について
※この記事は私の実体験に基づく個人の体験談です。専門的な医学的アドバイスは含みません。
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【実体験&考察】低出力レーザー(LLLT)による育毛効果について
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AGAと低出力レーザー治療の効果について
低出力レーザーとLED照射は、日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」において、AGA治療に有用とされており、推奨度は「B評価(行うよう勧める)」とされています。このB評価は、フィナステリドとデュタステリドの「A評価(行うよう強く勧める)」に次ぐものとなっています。実際、ガイドライン上で低出力レーザーの効果に関して以下のような記述がされています。
男性型脱毛症に関して,655 nm 低出力レーザー・(週 3 回照射)を用いた,110 名の男性被験者を対象とした観察期間 26 週間のランダム化試験において,低出力レーザー照射群では照射前に比較して毛髪数は 19.8 本/cm2 増加
また女性型の脱毛症に関しても
女性型脱毛症に関して,9-beamレーザー照射装置(655 nm)と 12-beam レーザー照射装置(6beam635 nm,6beam-655 nm)(週 3 回照射)を用いた,女性122名の被験者を対象とした観察期間26週間のランダム化試験において,成長期毛の数は,女性において 9-beam レーザー照射群は 20.2本/cm2
(コントロール群 2.8 本/cm2),12-beam レーザー照射群は 20.6 本/cm2(コントロール群 3.0 本/cm2)と有意に増加していた
とされており、男女共に、日本皮膚科学会のお墨付きの治療法となっています。また、副作用は軽微で、照射部の皮膚の乾燥やかゆみなどが報告されている程度というのも特徴です。
日本皮膚科学会:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版
低出力レーザー治療を始めて一か月後の結果
治療前と治療後
治療方法:
AGA治療においては、できるだけ治療を組み合わせて試すことが効果を出すために重要とされています。私も、低出力レーザーと外用薬を併用して治療を行いました。
- 低出力レーザーを一日おきに30分間頭皮に照射
- 併用薬: ミノキシジル5%とアデノシンの配合リキッド(毎日朝夕塗布)
使用機材:
初期脱毛のリアルな体験
初期脱毛のタイミング
治療を開始してから約10日後、突然抜け毛が目立ち始めました。特にシャワーを浴びた後や外用薬を塗った時に、頭頂部の薄毛が非常に目立っていました。この初期脱毛は治療開始から約1ヶ月半くらいまで続き、毎日のように抜け毛の量が増えていくのを感じていました。
外用薬の使用と薄毛の目立ち具合
毎朝、外用薬を塗るのは日課でしたが、それが髪をべたべたにして透けさせてしまい、薄毛をさらに目立たせる結果となっていました。外用薬を塗って鏡を見るたびに、薄毛が一層目立ってしまい、非常にストレスを感じていました。外用薬の使用は薄毛改善には不可欠なのですが、その一方で、心理的な負担も大きかったです。
自分の薄毛がさらに目立っているのを感じ、明るく振る舞っていましたが、この時期はかなりきつかったです。
強がっていたが、ハゲ過ぎて普通につらい
このころは、以下のようなネタツイートをしていましたが内心このまま髪が抜けたままだったらどうしようと頭をよぎっていました。
カッパハゲに自分がなるとは思わなかったぜ!
このまま治らなかったら、鍛えまくってジェイソンステイサムになろう
— フェード | 薄毛と戦う人 (@tatakauhito1) August 27, 2023
しかし、日本皮膚科学会のガイドラインでも推奨されている治療法を組み合わせているため、時間が経てば髪が生えてくると信頼していました。
また、頭頂部は初期脱毛でハゲていたのですが、M字の部分からは産毛が生えているのではないか?と感じていてこの時期は不安を感じながらも期待が膨らんでいました。
まとめ
低出力レーザーでのAGA治療を1ヶ月経過し、初期脱毛が起きて正直なところ状態は悪化しています。しかし、自分としては、たった1ヶ月でM字の部分が少し生えてきているのではないかと感じ、期待を持っています。(写真では全くわからないですが。。)低出力レーザー治療に興味がある方や、副作用の少ないAGA治療を探している方には、私の体験が参考になれば幸いです。今後も進行状況をシェアしていく予定ですので、ぜひ今後も読んでいただければと思っています。
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