「フィナステリド(プロペシア)をやめて、薄毛治療できるの?」
「やめた人の体験談を知りたい」
「フィナステリド(プロペシア)を辞めた場合の代替治療は?」
こんな疑問にお答えします。
この記事を書く僕は、薄毛歴10年以上。20代の時から薄毛に悩みAGA治療で失敗を繰り返しました。
フィナステリドという王道の治療方法が副作用が出てしまって使えないので、 低出力レーザー治療 をメインに薄毛対策をしています。
「内服薬で副作用が出てしまっている」「薬を使わないAGA対策を知りたい」「フィナステリド・ミノキシジル以外の選択肢ってないの?」といった悩みをお持ちの方は僕が行っている 低出力レーザー治療 について以下から見てみてください。
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【実体験&考察】低出力レーザー(LLLT)による育毛効果について
AGA治療の王道としてフィナステリド(プロペシア)がありますよね。しかし、これらの薬を服用することによる副作用や、長期にわたる服用に伴う不安に悩んでいることもあるのではないでしょうか。
そこで本記事では以下の内容について詳しく解説します。
本記事の内容
- フィナステリド(プロペシア)を辞めた方が良い人は?
- フィナステリドを辞めたらどうなるのか?
- 【実体験】僕ががやめて良かったと思っている理由
- フィナステリドを辞めた後の代替治療法の提案
僕はフィナステリド+ミノキシジルタブレットの内服を使って治療をしていたことがあります。副作用が出て、現在はどちらも断薬しています。
フィナステリド(プロペシア)をやめたい。。と思っている方は、僕の経験をぜひ参考にしてみてください。
フィナステリド(プロペシア)をやめる理由3つ
フィナステリドを使っていて、辞める理由は主に以下の3つになるのかなと思います。
- 副作用が出てしまっている
- 薬を飲み続ける事での身体への不安
- 効果が思うように出ない
1.副作用が出てしまっている
フィナステリドやプロペシアの服用には、一部の人々にとって副作用が伴う可能性があります。
これらの副作用には、性欲減退、勃起障害、乳房の腫れや痛みなどがあります。これらの副作用は服用を中止すると改善することもありますが、個人差があります。
辞めた後の代替治療法のおすすめ
2.薬を飲み続ける事での身体への不安
フィナステリドやプロペシアの服用は、長期にわたる薬物療法となるため、肝臓への負担や他の健康リスクへの不安を抱える人もいます。
肝臓の数値に関しては、ALTやASTといった指標がありますが、これらの数値が通常よりも高くなると、肝臓への負担が考えられます。
具体的な数値については、医師に相談し、定期的な健康診断で確認することが重要です。
3.効果が思うように出ない
フィナステリド(プロペシア)は通常、服用開始後3〜6ヶ月で効果を感じることができます。
しかし、個人差があり、効果を感じるまでに1年以上かかる場合もあります。
効果が思うように出ない場合、デュタステリドへの変更を考えることもあります。
デュタステリドは、フィナステリドよりも強力な効果があるとされていますが、副作用のリスクも高いため、医師と相談することが重要です。
また、AGA治療は併用して効果を高めていく事が定石なので他の治療を併用する事も選択肢として挙げられると思います。
AGA治療を併用して効果を高める
フィナステリド(プロペシア)を辞めない方が良い人
フィナステリドは薄毛治療として、間違いなく王道治療の一つと言えます。
下記のような場合、フィナステリドを辞めない方が良いと思います。
- 服薬期間が短い人
- 外用ミノキシジルとの併用を試していない人
- 副作用が軽微、またはない人
1. 服薬期間が短い人
フィナステリドは、効果を実感するまでに時間がかかる薬です。
通常、顕著な効果を見るには4ヶ月から6ヶ月以上の服用が必要とされています。
初期段階では目に見える変化が少ないかもしれませんが、これは薬が効いていないわけではありません。
薄毛治療は長期戦であり、効果を実感するまで根気強く継続することが重要です。
特に、フィナステリドの効果は髪の毛の成長サイクルに基づいているため、短期間での中断は治療効果を逃す原因となります。
2. 外用ミノキシジルとの併用を試していない人
フィナステリド単独での治療が不十分な場合、外用ミノキシジルとの併用が推奨されます。
ミノキシジルは発毛促進作用があり、フィナステリドは薄毛の進行を抑制する効果があります。
これら二つの薬剤を組み合わせることで、一方がもう一方の効果を補完し、より高い治療効果を期待できます。
上記2つの併用療法は、薄毛治療の成功率を高める戦略として広く認識されています。
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3. 副作用が軽微またはない人
フィナステリドの副作用は個人差が大きく、一部の人では副作用がほとんどないか、非常に軽微なものであることがあります。
副作用が少ない場合、薬の利益がリスクを大きく上回ると考えられます。
特に、性機能に関する副作用や肝臓への影響などが軽微であれば、フィナステリドの継続は治療の成功に大きく寄与する可能性があります。
こうした場合、副作用を適切に管理しつつ治療を続けることが、長期的な薄毛治療の成功に繋がります。
フィナステリド(プロペシア)を辞めたらどうなるのか?
ココに注意
薄毛の進行が再度始まります。
フィナステリドの服用を中止すると、基本的には薬によって得た効果が失われます。
AGAは完治することはなく、治療を継続しない限り、薄毛は進行し続けます。
フィナステリド(プロペシア)を辞めた場合、主に以下2つの変化が考えられます。
- 薄毛の進行再開
- 副作用の減少または消失
1. 薄毛の進行再開
フィナステリドを服用することで得られた薄毛の進行遅延効果は、服用を中止すると失われます。
これは、薬の効果がなくなると、以前の薄毛の進行状態に戻る可能性があることを意味します。
多くの場合、服用中止後数ヶ月で、薄毛の状態が治療前の状態に戻ることが見込まれます。
2. 副作用の減少または消失
フィナステリドに伴う副作用(性欲減退、勃起障害など)は個人差がありますが、薬の服用をやめることで、これらの副作用が減少するか完全に消失することが期待されます。
ただし、副作用の改善には個人差があり、即座に効果が見られるとは限りません。
フィナステリド(プロペシア)の中断経験
私のフィナステリド(プロペシア)の中断経験を共有
フィナステリドの治療を開始してから4ヶ月後、性機能に関する副作用に直面しました。
具体的には、服用を始めて約2ヶ月後から徐々に性欲が減退し、ひげの成長が遅くなることを感じました。
そして4ヶ月目に突如としてED(勃起不全)の症状が現れ、AGA治療を一時停止する決断をしました。
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一時的とはいえEDの症状はきつかった
この経験は非常にきつく、日々の生活にも影響を与えました。
しかし、この時点でフィナステリドの効果は明らかで治療効果を実感していました。
中断後に体や頭皮にどのような変化が見られたのか
薬を中断してからは、薬の効果で生えた髪の毛を維持することができず、いつの間にか抜け落ちてしまいました。
これは予想外でも何でもなく、薬の効果がなくなったからだと理解しています。
性機能の症状はしばらくしてから治った
中断後しばらくしてから、性機能に関する副作用は治りましたが、それに伴い頭皮の状態も元に戻ってしまいました。
この経過も非常にストレスフルで、自身の体と向き合う大切さを再認識させられるきつい体験となりました。
薄毛治療におけるフィナステリドの考え方
ここまで私の副作用についての話をしてきましたが、薄毛に悩む人がフィナステリドを治療の選択肢から外すというのはかなり勇気のいる決断でしょう。
なぜなら、今の薄毛治療の王道がフィナステリドを用いての薄毛治療がほとんどで王道中の王道治療となっている事実があるからです。
ここからは自分の後悔なのですが、僕が使ったフィナステリドはAGAクリニックがオリジナルで作った、「クリニックオリジナル治療薬」というものでした。
後になってから、クリニックオリジナル治療薬は厚生労働省の認可を受けた薬ではないという事を知り本当に後悔しました。
副作用との因果関係についてはわかりません。
しかし、この経験が治療について安全を最優先にして行おうと思ったきっかけとなりました。
今から自分がフィナステリドを使うなら国内正規品(厚生労働省の認可を受けた)フィナステリドを扱っているクリニックでの薄毛治療をすると思います。
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フィナステリド(プロペシア)をやめた場合の代替治療法: 私の実体験
これまでお話しした通り、私はフィナステリドとミノキシジルタブレットの組み合わせ治療を副作用のため断念しました。
その後、内服薬を完全に中止し、低出力レーザーと外用薬(ミノキシジル5%+アデノシン配合リキッド)を使った治療法に切り替えました。
【治療経過】
私の治療経過を示す写真を掲載します。
フィナステリドやデュタステリド、ミノキシジルタブレットを含む内服薬は一切使っていません。
【治療費用】
クリニックで購入した低出力レーザー機器と6か月分の外用液で、35,5680円でした
【治療方法】
低出力レーザー
低出力レーザーは頭皮の血流を改善し、毛髪の成長を促進します。
副作用が少なく、使用方法も簡単です。
私は週に三回の照射を行っています。
外用薬(ミノキシジル5%+アデノシン配合リキッド)
ミノキシジルは血流を改善し、毛乳頭への栄養供給を促します。多くの人にとって効果的な治療法です。
一日に二度直接頭皮に塗布します。
まとめ
フィナステリド(プロペシア)は薄毛治療の王道とされていますが、僕のように副作用を感じる人もいます。
今では自分にあった治療である低出力レーザー治療のようなエビデンスに基づく治療法も見つかり、あの時はなすすべなく薄毛が進行してハゲるしかないんじゃないかと感じ不安でしたが僕には残念ながらフィナステリドは合わなかったのでフィナステリドをやめて良かったと思っています。(もちろん飲めたら良かったなと思っていますが。。)
この記事を通じて、僕の経験が皆さんの役に立ち、同じ悩みを抱える方々にとって新しい視点を提供できれば幸いです。最適な治療法を見つけ、薄毛の悩みを共に乗り越えましょう!