「ウーマシャンプーって薄毛に効くの?」
「どんな人がウーマシャンプーを買ってはいけないの?」
「そもそも、育毛シャンプーって薄毛に効果ある?」
こんな疑問にお答えします。
薄毛治療において、多くの人がシャンプーの選択に頭を悩ませています。
この記事にたどりついたあなたもその一人なのかなと思いますし、以前は僕もどのシャンプーが良いのかで悩んでいました。
この記事を書く僕は、薄毛歴10年以上。20代の時から薄毛に悩みAGA治療で失敗を繰り返しました。
フィナステリドという王道の治療方法が副作用が出てしまって使えないので、 低出力レーザー治療 をメインに薄毛対策をしています。
「内服薬で副作用が出てしまっている」「薬を使わないAGA対策を知りたい」「フィナステリド・ミノキシジル以外の選択肢ってないの?」といった悩みをお持ちの方は僕が行っている 低出力レーザー治療 について以下から見てみてください。
続きを見る
【実体験&考察】低出力レーザー(LLLT)による育毛効果について
本記事では、そもそもシャンプーを薄毛を改善する目的で使用する事には限界がある根拠を明示し、特にウーマシャンプーの適切な使用者と避けるべき人(買ってはいけない人)を明確にします。
また、薄毛治療においてエビデンスに基づく効果的な治療法を提供します。
この記事で薄毛治療において自信を持って治療法を選択できるように情報提供をいたしますので最後までお付き合いください。
ウーマシャンプーを買っても良い人と買ってはいけない人
ウーマシャンプーの購入を検討している人は、その目的を明確にすることが重要です。
ウーマシャンプーを買ってはいけない人
薄毛の改善を目指している人には適していない(買ってはいけない)です。
ウーマシャンプーに限らずですが、市販のシャンプーは薄毛の根本的な原因に対処する製品ではありません。
なので薄毛を改善する事はできません。
AGAのメカニズムは男性ホルモン「テストステロン」が、いわば悪玉男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変わってしまう事により新たに生えてきた髪の毛が、太く強い毛に成長しきる前に抜けてしまうことが原因です。
これはそもそもシャンプーでは改善することができないため、AGA専門の治療が必要になります。(記事の後半で説明します)
ウーマシャンプーを買っても良い人
ウーマシャンプーを検討してもよいのは、シャンプーにふけやかゆみの防止、毛髪・頭皮の清潔感や快適さを求める人です。
ウーマシャンプーはこれらのニーズに対応しており、頭皮の健康維持に貢献することが期待できます。
上記で説明したように、薄毛の問題に取り組む際は、自身のニーズと目的に合った製品を選ぶことが重要です。
日本皮膚科学会のガイドライン上で示される薄毛治療におけるシャンプーの効果について
まず、薄毛治療には日本皮膚科学会が出しているガイドラインがあります。
そのガイドライン上で、薄毛治療におけるシャンプーの効果に関する情報も一部含まれています。特に注目したいのは、ケトコナゾール含有シャンプーの使用における試験の結果です。
先ず 2%ケトコナゾール(KCZ)シャンプーと市販のシャンプーを用いた,27 名の男性被験者を対象とし た観察期間 21 カ月の非ランダム化比較試験において,pilary index(PI)=成長期毛率(A%)×毛髪直径平均値(Dμm)は,2% KCZ 群では使用開始 6 カ月より増加し,15 カ月目以降はプラトーとなった
上記のように2%ケトコナゾールシャンプーを用いた場合、毛髪の成長期率と毛髪の直径の平均値を示すpilary indexが使用開始6カ月後に増加し、15カ月目以降は安定していることが示されました。
ケトコナゾールは男性型脱毛症に対して有用性を示す弱い根拠があるとされており、日本皮膚科学会のガイドラインではC1評価(行ってもよい)とされています。
ただ、ここで考えなければならない重要な事は2点あります。
1.市販のシャンプーにはケトコナゾールは含まれていない
そもそも、ケトコナゾールを含有したシャンプーは市販されていません。
そのため、ウーマシャンプーにもケトコナゾールは含有されていないし、ウーマシャンプーに限らず薬局などで販売されているシャンプーにもケトコナゾールは含有されていません。
ケトコナゾール配合のシャンプーは一般医薬品のため、病院で処方され購入できる商品です。
ケトコナゾールが含まれているシャンプーを使いたい場合、購入できるクリニックの情報については以下に記載しました。
あわせて読みたい
2.ケトコナゾール含有のシャンプーでも推奨度はC1(おこなっても良い)
薄毛治療ガイドライン上では、推奨度A(行うよう強く勧める)や推奨度B(行うよう勧める)の治療法もあるため、「薄毛を改善する」という事を考えた場合、推奨度A(行うよう強く勧める)や推奨度B(行うよう勧める)の治療法を行う事が先決かと思います。
次のセクションでは日本皮膚科学会での薄毛治療ガイドラインで推奨度A(行うよう強く勧める)や推奨度B(行うよう勧める)の治療法を紹介します。
エビデンスのある薄毛治療法の紹介
フィナステリドまたはデュタステリド
日本皮膚科学会のガイドライン上で「A評価(行うよう強く勧める)」の治療法です。
どちらも同じように髪の毛が成長する前に抜けるのを防ぐ抜け毛防止の薬です。費用も比較的安いので薄毛に悩む多くの人が本格的に治療に取り組む際のファーストチョイスになるかと思います。
最初に取り組むのはフィナステリドの方が一般的かと思います。
ミノキシジルの外用
ミノキシジルの外用も日本皮膚科学会のガイドライン上で「A評価(行うよう強く勧める)」の治療法で発毛促進の薬です。
フィナステリドと双璧をなす王道の治療法で、費用が比較的安いのでフィナステリドとミノキシジルを併用して治療する方法が現在の薄毛治療の王道となっています。
LEDおよび低出力レーザー
僕が実際に行っている治療法であり、日本皮膚科学会のガイドラインでも推奨度B(行うよう勧める)と評価されています。
低出力レーザー治療は、毛髪の太さや密度を改善する効果が確認されています。
【詳しく知りたい人は以下をご覧ください】 続きを見る
【実体験&考察】低出力レーザー(LLLT)による育毛効果について
自毛植毛
日本皮膚科学会のガイドラインで推奨度B(行うよう勧める)の評価を受けています。
自分の後頭部などの抜けにくい性質を持った髪の毛をを薄くなった箇所に植える治療法です。
アデノシンの外用
日本皮膚科学会のガイドライン上で推奨度B(行うよう勧める)の評価を受けています。
しかしミノキシジルの外用薬があるので、クリニック等でもミノキシジルの外用薬が処方されることが一般的かと思います。
薄毛を改善するためにシャンプーより先に取り組むべき対策
確かにケトコナゾールは日本皮膚科学会のガイドライン上で「C1(行ってもよい)」評価となり、効果が認められていないわけではありませんが、薄毛を改善するためには、より推奨度の高い効果的な薄毛治療法を試す事が先決かと思います。
日本皮膚科学会のガイドラインに従い、以下の治療法をまずは試す事をお勧めします。
ミノキシジルの外用
ミノキシジルは、フィナステリドと併用されることが多い発毛剤です。
これらの薬は、薄毛の治療において現在の主流となっています。
また、シャンプーと同価格帯でありECサイトや薬局でも購入できるのでシャンプーよりまずはコチラのミノキシジル含有の外用薬を試してみる事をおすすめしします。
ミノキシジル発毛剤のおすすめ
HIX Minoxidil 5
ココがおすすめ
- 1本3,000円の超コスパ!
- 国産のミノキシジルで安心
- 定期ではないので買い切りOK!
ヒックスミノキシジル5 は、国内最大濃度のミノキシジル5%配合の発毛剤です。
4本まとめ買いすると、1本3,000円で購入できるコスパの良さが魅力です。
ミノキシジルは効果が出るまで4か月から6か月かかるので、続ける覚悟を込めてまとめ買いをお勧めします。
発毛を実感するためには、コスパに優れた商品を使って一日二回の塗布を徹底的に継続する事が大事です。
【超コスパ】1本3,000円で買える!
あわせて読みたい
フィナステリドまたはデュタステリド
これらの薬剤はAGAの主要な原因であるDHTの生成を抑制します。
特にフィナステリドは、現在AGAクリニックで薄毛を改善するための王道治療として広く処方されているので、フィナステリドを試す事も第一選択肢として良いでしょう。
フィナステリドを使う場合、僕はクリニック選びにおいてポイントがあると思っているのでよければ以下をご一読ください。
あわせて読みたい
低出力レーザー
僕が実際に試している治療です。以下が僕の治療の経過の記事となります。ぜひご一読ください。
-
【3ヶ月リアル体験談】低出力レーザー治療の育毛効果とは
続きを見る
これらの治療法は、科学的かつ効果的なアプローチを提供します。
薄毛に悩む場合は、シャンプーよりも先にこれらを検討し、必要に応じて専門医の相談を受けることが重要です。
まとめ
薄毛の改善を求める人はウーマシャンプーは適していない可能性が高いので、買ってはいけないといえるでしょう。
ウーマシャンプーを含む一般的なシャンプーは、薄毛の根本的な原因には効果が限定的なため、AGAのような薄毛治療には適していません。
薄毛改善を目指す人は、本記事で触れたエビデンスのある治療法にを検討することが重要だといえます。この記事が薄毛に悩む人の参考になれたら嬉しく思います。